
2002年センター試験 地理Bについて(2002年1月20日記載)
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昨年に引き続き、今年も解説を行います。 |
●全体構成 Kより
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| ●全体的傾向 上にも書いたが例年並みないし易しくなったとという評価である。 Kは次のように書いている(赤字は山尾先生)。
最後にSから。
以下、大問ごとに見ていこう。 |
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●第1問 北ヨーロッパの自然環境と人々の生活
問2 易 フィヨルドについての基本 (カ、キはどこかわかるだろうか)。 問3 Yは「平易な読図」としている。Kも「基本的知識で十分対応できる」と書いている。私は、新聞の小さく縮小された図を見ての解答だったので、目が疲れた(^_^;)。Cの「水平距離は1kmよりも長い」は、図上2センチ=1kmから判断するしかないが、実際の問題では十分判断できただろうね。 なお、地図上に引かれている格子は、読図とは無関係である。 問4 一瞬とまどったかもしれない。Yは「白夜と極夜の知識があれば正解できる」としている。A、Bは直線であり、自然現象を示すのにいかにも不自然。ある時期が、一日中、夜or昼になることを示している図はどれか、ということから判断すればよい。似たような形になる図にサーモアイソプレス図というのがある。 問5、6 それぞれの国の産業の特徴は明瞭だから、易だろう。9択になっているが、実際には2ないし3択である。 問7 Yは「フィヨルドの景観がわかれば平易である」としている。新聞(朝日)では分かりづらい。Bはスイスかオーストリアか(とりあえず新聞での判断)。 |
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●第2問 世界と日本における貿易と産業活動
問2 国と、年次的変化を聞いている。内容からアメリカは@、Bとわかる。ではA、Cのいずれが98年か。この間、工業化がより進んでいることを考えれば、機械類や鉄鋼の多いAと判断できる。 問3 難 Yは「一見難しそうだが,アジア諸国の台頭を念頭におこう」と解説しているが、これは十分な説明になっていない。ともにトップのLはアメリカだから除外。Mは、89年にも99年にもでている。 これが89年にしかないNや99年にしかないOとの違い。と言っても判断は難しい。タイとはこの件 では”つきあいが古い”ことを知っていないと解けないということだろう。 問4 Yの説明でよいだろう。「繊維,輸送機械の突出した値から判定できる」。 問5 易。紛らわしくない。 問6 易。ミエミエの誤文あり。 問7 やや難。判断・推理すれば、正解を選べるが、悩む受験生は案外多かったのではないだろうか。東京や大阪などが白(小)だからZが農業ということはすぐわかるだろうが、あと二つは地図としての違いはあるものの、すぐにわかっただろうか。この問題などを考えると、Sの「統計を使用した問題が多数を占めたが、受験生も見慣れた判断のしやすい指標であったため、解きやすかったものと思われる」は、必ずしも納得できない 。 |
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| ●第3問 アジアの自然と人々の生活・文化 問1やや難 断面図だが、経線にそった大円というのが珍しい。これで世界1周ということ、インド半 島を通っているというから、ヒマラヤ・チベットの高度から判断できる。やや難と書いたが、実は正答率は高いかもしれない。 問2 地球を一周という図に、インドが4つもでてきて、ちょっと面食らったかもしれないが、夏のインドの季節風の向きがわかっていれば、間違うことはないだろう。 問3 定番の(古くからの)中国の農業地域区分図である。この区分線を直接は覚えていなくても、十分見当はつくだろう。Bは1月だから10°か20°かならわかる。Aは年降水量だから、100か400か、1000かの選択肢なら、無理なく選べるだろう。 問4 易。Yは「グラフのみでも判定できるが,写真が添えられているので容易である」としている。 問5 新聞では分かりづらいが、実際は大丈夫だろうか。Yは「各国の特徴から判定しやすい」としている。 問6 易 Yは、「本大問中で最も基本的な問題といえる」としている。中国は豚、インドは牛、中央アジアは羊、という大ざっぱな理解で十分か。 問7 易。インドの肉・魚の消費量の少ないことはわかるだろう。韓国とサウジアラビアで決めること になるが、魚が少ないのはどちらかが決め手になる。言うまでもないだろう。 |
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●第4問 世界の人口と都市化
問2 易 問3 見当がつくのではないか(解説になっていないが(^_^;))。 問4 易。Yは「ほぼ常識問題」としている。 問5 やや難 @は日本 Cはアメリカというのはわかるだろう。問題はA、Bである。人口密度は3倍近い開きになっているが、普段、インド、インドネシアの人口密度など気にしていなかったかもしれない(それぞれの人口は知っていても)。Yは、「インドネシアの人口は約2億人,面積は190万平方キロであるので,人口密度は100人強となる」という正攻法の解き方を述べているが、面積を知っている可能性は低いので、最後はエイヤとヤマカンで行くしかないかもしれない(^_^;)。 問6 易。誤文は明瞭である。 |
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●第5問 日本 北海道東部の地域調査
問2 新聞の縮小した地図は読みづらいが、上にあるように「読図は難しいものではない」(K)、「平易で,判断に迷う文はない」(Y)。@の「釧路川右岸の扇状地」を良しとした人はいないだろう。 ちなみに、右岸、左岸は大丈夫ですね。 問3 易 問4 Kは、焼津と長崎の判断をやや難としているが、焼津のマグロという判断があれば、問題ないだろう。Yは次の通り。「焼津が遠洋漁業の基地であることからP,寒海性の魚の水揚げの多いQは釧路,暖海性の魚の水揚げの多いRが長崎である」。 問5 易 問6 それぞれ特徴的な都市が上がっている。大都市、衛星都市(住宅都市)、地方の中心中心都 市。釧路から他市町村へ出ていく割合が少ないのは常識的に?わかるだろう。 |
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