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地理の勉強法

  地理の受験勉強をしているOBが勉強法を書いてくれました。3年の選択地理の教生の
Sさんとも知り合いの方です。参考にして下さい。内容は基本的に原文のままです。 (fw)

 まず、センター試験やそれに準じた問題を制限時間内に解いて点数を出します。
それによって今の自分の実力が分かります。もうすでに何回かその手の問題を解いている人は、最高点で考えてください。また、自分の対応しているランク以外のコメントも読んでおくと地理の学習のアウトラインが分かりやすくなります。できない人は、できる人がなぜできるか、できる人は本当に自分は実力があるのか考えてみてください。

49点以下 地理が苦手
50点以上69点以下 地理は普通
70点以上 地理が得意


●苦手な人へ 地理は学習範囲が広いので、今からセンター90点以上の高得点を目指すのはおそらく現実的ではありません。やってやれないことはないですが、他教科がおろそかになること請け合いです。地理の目標は80点くらいがよいでしょう。
 では、具体的に何をすればよいか。あなたの点数は、地理の基本的な知識の欠如によります。そこで、コンパクトで内容が少なそうな本を買ってきて、それをやっていきます。「シグマベスト要点がわかる地理B」(文英堂)なんかがおすすめです。このとき注意したいのが完璧にやろうとしないことです。完璧にやろうとすると、あまりの量の多さにやる気をそがれます。7、8割覚えればいいぐらいの気分でやってください。また、このときは、地図、民族、農業、工業、気候などのテーマごとに覚えていってください。なぜなら、苦手なのに始めから終りまでさらっとやっても多分、最初の方の内容を忘れているからです。
 そして、あるテーマを覚えたら、買った本の一問一答的チェック欄で確認してください。ここで重要なのは、「私は民族の問題なら大体解ける」という自信をつけることです。もし、地理の全分野でそういう自信がついたなら、あなたはすでに地理が大得意になっているはずです。そうでなくともある程度の知識が身についたら、次の普通な人コースへ進んでください。地歴の勉強の大敵は完璧主義です。

●普通な人へ
 あなたは地理的常識が割とあります。そこで、いきなりセンター試験の過去問や、駿台、河合、代ゼミなどが出している、模試問題集を買ってきます。そしてそれを解き、間違えた問題を正解するためには、どういう知識が必要だったのかを仕入れるのです。
 ここで、あまりにも覚える事が多いと感じたら、ちょっとだけ苦手な人コースに戻って基礎固めをしてくるとよいでしょう。ここから先は目標点との関係で、やる量が違ってきます。80点でもいい人は、自分でマニアックだなーと判断した知識は忘れていいです。何がマニアックかなんてわかんないと思うかも知れませんが、実力がついてくると、私にわからないんだから皆もわからない、よって覚えなくていい、みたいな判断ができるようになります。また、前にも書いたように地歴の完璧主義はいけません。時間の無駄です。90点以上欲しい人はしょうがないので知らなかった知識は貪欲に吸収してください。
 でも本当は、確実に90点以上取りたいなら、選択を倫理か世界史に変更するべきです。政経や地理は80点位までなら割と簡単にいきますが、それ以上取るのは勉強量がたくさんいるからです。

●得意な人へ センター対策なら基本的に普通の人コースと同じです。自分に限界を作らずに知識を増やし、以前やった問題はすべて明確な理由つきで正解できるようにします。ここまでやってもなかなか満点取れないんですよね。これが化学、生物、地学ならこの方法で満点いけちゃうんですが。
 余談ですが、理科の完璧主義はおすすめです。センターに限らず、二次の記述でも勉強しただけ報われますから。
 次に東大や京大の二次の記述問題の対策ですが、これもだいたい同じです。ただ、知識(考え方)のネタの仕入先が「実力をつける地理100題」(増進会出版社)や赤本に変わるだけです。解説を読んで、「この問題を解くのに必要な考え方は何か」というのを身につけていけば、必ず合格点が取れます。ただし、社会で点を稼いで東大に受かってやろうなどとは思わない方がいいです。社会じゃ差はつきません。みんな同じような点しか取れないんです。合格を決めるのは英語、数学、国語ですから地歴はそこそこにしましょう。

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