大圏コースと等角コースについての質問と回答(2002年1月11日)
| Q.頭がこんがらがってきました(T_T)大圏コースと等角コースのお話なんです…。あ〜伝わるかなぁ。 (1)例えばA(N30度E30度)とB(S30度E30度)があった時に、大圏コースと等角コースが一致するのはAから真南にBに向かうからで、それはつまり蛇角が0度で何と言うか、船も飛行機も東経30度線に沿って動くから? (2) んで、C(N60度E30度)とD(N60度とE150度)の点があったとして、『AB間とCD間は等角コースは等しい。けどCDは大圏コースを飛べるから、飛行機だとCD間のが短い時間で移動できる』とは…? 先生の教え子でありながら、地図のことがこんがらがるってのも失礼だとは思うんだけど…(苦)。この場合、CD間の等角コースというのは北緯60度線のことで、だから赤道の半分の長さで…って論理?んで、大圏コースは地球は丸いから、緯線に沿ってくより近いみたいな感じですか? 何だかわけの分かんない質問ですみません。センターまであと1週間!焦ってます…(T_T) |
| A.(1)について 経線に沿って進む場合は、経線=大円だから大圏コースということは問題ないですね。また、舵角(「蛇」ではありませんよ(^_^;)(「へび」ではなく「かじ」です(^_^))は、経線に対してなす角のことですから、真南に進む場合の舵角は、0度というか180度(北を基準にした場合)で、これまた経線に沿うので、一致しますね。これはそのように理解できていますね。 (2)について 基本的な点は理解できていますね。 念のため「AB間とCD間は等角コースは等しい」」について。 A−Bは、中心角60度(30度+30度)に対する弧の長さですね。C−Dは、中心角120度(150度−30度)に対する弧の長さです。角度が倍違いますが、C−Dは緯度60度の緯線ですから、赤道の長さの半分、つまり、地球一周分の半分の長さになります。だから、両者(AB間とCD間)の長さは等しくなるのですね。 それがわかっているのだから、「CDは大圏コースを飛べるから、飛行機だとCD間のが短い時間で移動できる」も大丈夫ですね(^_^)。 回りくどい表現になっていますが、C−Dは大圏航路ではない、ということです。 赤道以外の緯線は、大円ではない。だから大圏航路ではない、わけです。 絵を描くまでもないですねね。でも一応作ったので載せましょう。 ![]() 大きすぎたなあ(^_^;)。 C−Dを通る大円の方が、C−Dを通る緯線より短いのです。別な表現をすれば、C−Dの緯線は、大円になっていないから、それよりも長くなっているのです。 ちなみに、A−BとC−Dの等角航路の長さは、4万キロ÷6=6667キロですね。 それに対して、大圏航路は5705キロになります。結構な違いですね。なお、これは球面三角の公式を使って計算したものです(「山の展望と地図のフォーラム」には簡単に計算できるソフトがあります(^_^))。 ということで、よくわかっているから大丈夫ですよ。 がんばって下さい。 |
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